アーユルヴェーダ
カパを整える【菊川】ドーシャバランスヨガ
ドーシャバランスヨガ
4月 春のテーマ「カパを整える」
寒い冬を終えて暖かい春の時期になりました。春はカパの季節です。カパは水のエネルギーで、冬の間に蓄積されていたカパのエネルギーが春になるとゆるみ、体の外に流れ出します。
蓄積されたエネルギーの中には不純物もあります。それらが体から流れる時にアレルギー症状がでて鼻水、くしゃみがでたり、鼻詰まりや風邪をひきやすくします。これらは体に貯めないでしっかり流していく事が大切です。
また、冷たく重い水の性質をもつカパの時期は体重が増えやすい時期でもあります。
カパのドーシャバランスヨガでは多く動きを取り入れたレッスンで代謝を促し、体に残っていた不純物を燃やし、毒素を流します。心身共にスッキリできるレッスンです。
皆さま是非ご参加お待ちしております。
毎週火曜 20:15「ドーシャバランスヨガ」(ホット60分)
クラス詳細
//www.yoga-rcu.com/news/2018/01/22015.php
@菊川ホットスタジオ
担当ALI プロフィール
アーユルヴェーダ 春の季節
インドの継承医学「アーユルヴェーダ」では、世の中の万物の性質【ドーシャ】を大きく3つに分類します。
「ヴァータ(VATA)」 (風・空)
「ピッタ(PITTA)」(火・水)
「カパ(KAPPHA)」(地・水)
アーユルヴェーダ的 季節のドーシャを考えると、
春は本来「カパ(KAPPHA)」(地・水)の季節ですが、冬からの「ヴァータ(VATA)」 (風・空) が影響して、ヴァータも増えやすい時期でもあります。
天候も晴れたり、雨がふったり、風が強かったり、コロコロ変わり、朝晩、気温の変化も大きいです。
ヴァータの要素は、空と風なので特徴は、動速、乾燥、不規則、冷 等。
ライフスタイルでは、
保温して潤すことをお勧め。温かい食事や乾燥しやすいので油も取る。湯船でゆっくり温める。特に脊柱(背骨周り)が硬くなるので温める。
規則正しい生活をする、動き回ると体力が消耗しやすいので、休息をとる。
特に、もともとヴァータ体質の人はヨガをしたり、深呼吸をしてゆったりとした気持ちで毎日を過ごしましょう。
排便によるドーシャ診断
便の状態でも今のドーシャが分かるので、排便時にチェックする。
ピッタ:下痢も起こしやすく、悪臭の便。
ヴァータ:便秘、コロコロ、軽い便。
カパ:ねっとりと重たい便。
この時期、意外と便秘がちが人が多いですよね。自律神経の乱れなども影響するかもしれません。
運動、腸内環境を整えること、水分+しっかり食事をとることで便秘が解消されます。
薄着になる季節なので、身体の中からデトックスして軽やかに過ごしましょう。
カパの季節
冬のヴァータの季節から、春になりドーシャは、「カパ」に移り変わります。
特に3月中から6月位まで。
「カパ」の季節の影響により、体質にカパが多い人は、カパが増えやすいので、バランスを整えましょう。
カパの人の心身の特徴は、どっしりとした安定感や重さ、おっとり、ゆっくり滑らか等。
体力もあり忍耐強いです。肌は、透明感・しっとり感があり、髪も強く、しっかりと太いので艶やかです。
しかし、バランスが崩れると、こだわりが強くなったりします。思考が鈍くなり、大雑把になることもあり。
また眠ることが好きで、動きが鈍くなるので、肥満になりがちです。
過ごし方としては、カパが増える時間帯は、朝6時~10時なので、カパの時間になる前の朝6時前に起きて活動すると1日だるさを感じず、精力的に行動できます。
ランチの後 眠くなる人が多いのですが、
昼寝はなるべく健康な人はしない方がよく(高齢者・妊婦さんを除く)、15分程度の仮眠ならOK。
食べ物は、カパの体質の反対のものが良いです。
あっさりしたもの。乾いたもの。辛いもの。苦いものがお勧め。
どうしてもだるくなって、動きが鈍くなる人は、音楽などもおすすめ。
やや速いテンポのリズミカルなものを聞くと良いです。気分の停滞を防ぎます。
運動不足や肥満が気になる方は、ややテンポの早いヨガがバランスを整えてくれます。
リチュお勧めクラスは、ハタフローヨガ 陰陽ヨガ コアビューティ 姿勢改善ヨガ など。
温かい季節なので身体を動かして、デトックス。心身ともに スッキリと過ごしましょう。
アーユルヴェーダについて
アーユルヴェーダとは、5000年前のインドで生まれた医学のことです。私達の身近では、デトックス(毒だし)やアンチエイジングなども、元はアーユルヴェーダから伝わったものです。
アーユルヴェーダでは、個人の生まれ持った本質と個人に影響を与える様々な要因を調べ、法則にしたがって生活を送ることで、健康長寿を目指します。
なので、より個人的な、それぞれの体質(タイプ)に合った健康法と言えます。
5大要素とドーシャについて
アーユルヴェーダでは、すべてのものは地・水・火・風・空の5つの自然エネルギーが働いていると考えます。
さらに5つの要素の組み合わせで、
ヴァータ(風・空)
ピッタ(火・水)
カパ(地・水)
の3つの性質に分けます。これらの法則を使い、心身共のバランスの良い状態を目指していきます。
私達は本来、それぞれの要素を持っていて、またそれぞれ割合が異なります。
3つの性質のコップを持っていて、それぞれに注いである水の量が違うというイメージです。
何か不調が出てきた場合、その割合に変化が生じ、アンバランスを引き起こしています。
不調が悪化する前に原因を知り、増えすぎないような工夫を生活に取り入れる必要があります。
ヨガとアーユルヴェーダの相乗効果
ヨガとアーユルヴェーダの起源はほぼ同時期で、ヨガは精神(心)の学問、アーユルヴェーダは、肉体の学問を説いたものです。
それぞれの古書の中にもヨガとアーユルヴェーダを相互に活かすことが記されています。
アーユルヴェーダでは、肉体が健康であるために不調の要因、即ちアンバランスにしているものを探します。
その際、自分自身を知らなければ見つけられません。そこでヨガを行なうことで自分の内面を見つめ、体と対話することで不調を引き起こしている原因に気付けます。
忙しい毎日や、多くの情報に振り回されやすくなっている現代人は、本能が失われつつあると言われます。その為、不調に気付けないまま時が経ち、病気になってしまうことも。
そうならないためにも、自分の体のことを知っておくことが大切です。
それぞれの性質(ヴァータ・ピッタ・カパ)は、季節や時間などにも影響されます。
次回は春の性質について、ご紹介します。
ヴァータの季節
身体は植物と同じように、春夏は何もしなくてもみずみずしさを保てるのに、
秋冬は、冷たい風に耐えて乾燥から身を守ろうとします。
アーユルヴェーダでは、冬はヴァータの季節
特徴は、冷たい、風が強い、乾燥、早い、散らす 自由 等。
これらの影響を受けやすく、もともとヴァータ体質の人は、ヴァータが増えやすくなり、バランスが乱れます。
ヴァータの時期は、冷えやすく血行不良になりやすいので、身体を温めることが大切です。
乾燥しやすいので、お肌の保湿もすること。
心的には、落ち着きもなくなるので、意識的にゆっくり過ごす、忘れやすいことはメモしておく等。
ヴァータを減らす食事は、温かいもの・油性のもの・甘いもの・酸っぱいものを進んで摂るとGood。
もともと、冬は消化力が良いので、少々こってりとしたものでも内臓が頑張ってくれます。
朝の白湯や、14:00~16:00の甘いもの、夜はみんなで鍋を囲むのも良いですね。
お風呂は、首の後ろまで湯船に浸かり、ゆっくりと神経を休ませます。
眠りにつけない人は、お風呂の電気を消して、脱衣所の電気だけつけて少し暗くして入るとリラックスできます。おすすめです。
今日は特別に寒―い一日でしたね。
でも
今夜も変わらずに沢山のお客様に、感謝です。
フロントEri