ホーム>スタッフブログ>リチュ日々の出来事>ヨガで心も体も柔軟に
リチュ日々の出来事

ヨガで心も体も柔軟に

初めてヨガのレッスンに参加される方に『体が硬いのですが…』と

体の硬さを気にされる方がいらっしゃいます。

ひとりひとり身長、体重、筋肉量、手脚の長さなど違う体なのでインストラクターと同じポーズにならなくても構いません。

体を動かすことに自信がない方でも、まずは頑張り過ぎず呼吸を大切に行ってみましょう。

 

202121183221.jpg

実は体が硬い方こそヨガはオススメなんです!

体が硬い人がヨガに向いている理由

1.怪我をしにくい

ヨガはスポーツのように反動をつけたり、瞬間的に動くのではなく、

呼吸や動きを意識しながら行います

体が柔らかい人は伸ばし過ぎている感じが分かりづらく

腹筋を使わず大きく反り返ったりした際に腰を痛めてしまったり

怪我をしやすいのですが、体が硬い人は自分のできる範囲で安全に

ヨガをすることができます

 

2.効果が出やすい

お酒の弱い人が、ほんの少し飲むだけで良い気分になることと同じで、

体の硬い人は少し伸ばしたりひねったりするだけで気持ち良さを感じることができます

 

3.安定する

柔軟であればあるほど、様々な方向に動いてしまい安定することが難しく

体を支えるために想像以上に多くの筋肉をつけることが必要となります

体が硬い人は可動域が小さいため、動きすぎ、行き過ぎことがなく安定しやすいといえます

 

ヨガにはたくさんのスタイルがありますが、体が硬い人に向いているヨガが『陰ヨガ』です。

陰ヨガはゆったりした動きで表面の筋肉を緩め、ひとつのポーズを3分~5分キープして、結合組織(関節・腱・靭帯・筋膜)に働きかけ体の奥深くをほぐしていくヨガです。

 

真の柔軟性を求める方にオススメの陰ヨガのポーズを2つご紹介します

202121182145.jpg

バタフライポーズ

1.両足を前に伸ばして座った状態から、片方ずつ曲げて足裏を合わせ、

  両手で足先をつかんでかかとをできるだけ恥骨に近づけます

2.左右の座骨をマットに安定させて吸う息で背骨を伸ばし、吐く息で

  上半身を前に倒します

3.背中が曲がらない場所でストップし、尾骨と登頂を引き離すイメージで

  3分~5分キープします

 

ドラゴンポーズ

1.四つん這いから、両手に体重を移動させ、左足を前に出して

  かかとの真上に膝がくるように調整します

2.右足を後方に引いて、甲は床につけます

3.上体を起こして骨盤を下ろし、3分~5分キープします

  反対側も同様に行う

 

ヨガを続け、筋力や体幹が鍛えられると体が動かしやすくなるため少しずつ柔軟性もアップします

 

柔軟性が高いことによるメリット

1.血行がよくなる

筋肉のもつポンプ作用を利用して血行が良くなると代謝もよくなり、

冷え性改善やダイエットにもつながります

 

202121182348.jpg

 

2.肩こりや腰痛改善

筋肉や腱を伸ばすと関節への負担が減り、肩こりや腰痛の改善になります

 

3.怪我の予防

わずかな段差でのつまずきや転倒防止になります

 

4.姿勢改善

体の可動域が広がることで猫背などの姿勢の改善になります

 

 

ここまで体の柔軟性についてお伝えしましたがヨガは心も柔軟にします。緊張しておなかが痛くなったことや体調不良の時に気が滅入ったりした経験はありませんか?

そのことからもわかるように心と体は密接につながっています。

ヨガはサンスクリット語の『Yju(ユジュ)』という語源からきた『つながり』を意味する言葉です。

202121182457.jpg

『Yju(ユジュ)』は牛や馬などを車につなぐ軛(くびき)のことでその語源から

失ったバランスを取り戻す

自己を調和の取れた状態へと導く

という意味があると言われています。

 

呼吸・ポーズ・瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし心の安定とやすらぎを得るものなんですね。

私たちは気分が落ち込んでいる時には自然と背中が丸くなりうつむきがちです。

このような姿勢をとっていると呼吸は浅くなり、血行も悪くなり、肩こりなど不快症状も生じてしまい、どうしても気持ちは後ろ向きになってしまいます。

またコロナ禍で自宅にいる時間が多い今日この頃

胸を広げることで気分を上げて前向きになれるポーズをご紹介します。

 

202121182749.jpg

コブラのポーズ

1.うつ伏せの姿勢で、両足は腰幅

2.両手は胸の横に置き、脇をしめる

3.息を吸いながらゆっくり胸を床から離し、手で床を軽く押す

  肘は伸び切らなくてもOK

4.胸を十分に開いた状態で5呼吸キープする

  目線は正面または斜め上へ

5.息を吐きながら腕の力を緩め、体を床に戻す

 

ヨガには逆転になるポーズがあり、普段は上にある頭を下にすることで血行が促進されリフレッシュできたり、脳に血が巡ることにより集中力アップも期待できます。

ひとつのポーズに前屈、逆転があり、心も体もリフレッシュできるポーズをご紹介します

 

202121182921.jpg

下向きの犬のポーズ

1.四つん這いになる。足は腰幅、手の位置は肩幅にする

2.両手を手のひら一枚分、前方に移動させ、足のつま先を立てる

3.息を吐きながら、両手で床を押し、お尻を斜め後方の天井へ向け持ち上げる

4.頭は両手の間にいれて、できればゆっくりとかかとを床につける

5.背中を伸ばし、5呼吸キープする

 

ヨガで体の緊張を緩めることで、心の緊張もほどけていきます。

軽やかでしなやかな体で、心穏やかな春を過ごしましょう。

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.yoga-rcu.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/888